ポケモンSV ダブルバトルReg.D STAR BURST予選抜け HANZO流レギュDスタン
こんにちは。HANZOです。今回はSTAR BURST(以下、本大会)の後語り兼構築紹介です。本大会はrefu(@Refu1424)さん主催のダブルバトル非公式大会で、3人1組のチーム戦です(詳細→STARBURST)。全128チームが参加した本大会で予選抜けを果たすことができました。また、本構築を使ってランクバトルにも取り組んでおり、9/19日昼時点で2桁(レート1839.963)と、そこそこ奮闘できているので、簡単に記事に残します。
(↓なんかかっこいいチーム画像作られていたので記念に残しておく)
rental code:GKJV15
■出場経緯
大会概要が発表された日にさとるんごさんよりお誘いを受けた(このとき、とんとんさんにも声をかけているということも分かった)。初めての非公式大会で緊張もあったが、さとるんごさん、とんとんさん両名共にWCS横浜で交流もあり、いい機会を頂いたと思って参加することにした。チームメイトのお二人、本当に感謝しております。
■成績
チーム名:アラサーポケモン同好会
先鋒:HANZO
中堅:とんとんさん
大将:さとるんごさん
予選個人4-2
予選チーム4-2
DAY1トーナメント1回戦敗退
■構築作成
まず、本大会は使用ポケモンが3人のバトルチームで重複不可能(1チーム18種類のポケモンを使用しなければならない)という点がユニークで、事前の相談が必須であった。一度早い段階で通話し、当時の使用構築を確認したところ、
私→世界優勝6匹スタン
とんとんさん→ガチグマ クレセリア
さとるんごさん→おいかぜアグロ(最終的には対面構築になった)
ということで、構築の軸はばらける結果に。これで各々の構築の方向性が決まった。とはいえ、ウーラオスやハバタクカミ、テツノカイナなどはその単体性の高さからどの構築タイプにも入ってくるポケモンなので、そのあたりは今後どうなるか不安なところでもあった。
初回の打ち合わせが終わり、今の構築をどのくらい自分が使いこなせるのかをランクバトルで試してみることに。当時の構築は、
・水ウーラオス
・パオジアン
・テツノカイナ
・霊獣ランドロス
・ハバタクカミ
だったが、やはり世界優勝した構築ということで相当意識されており、自分の実力では勝ち切るまで至らないと判断した。感じた点としては、
・おいかぜトルネロス構築に対等以上に勝てない
・ウーラオスを使いこなせない(選出率が低い)
また、ハバタクカミもとんとんさんのptにいた方が強いと判断し、ウーラオス、ハバタクカミを手放すことにした。この時点で、
・パオジアン
・テツノカイナ
・霊獣ランドロス
が残っており、残り2体を探すことに。まず、ハバタクカミの代わりとして求められる能力は「高火力特殊アタッカーであること」「範囲攻撃をストレスなく採用できること」「そこそこの耐久を確保できること」であったため、ニンフィアを採用した。ただ、すばやさはハバタクカミに対して大きく劣るので、こだわりメガネよりも別のアイテムを持たせて、でんこうせっか、あるいはてだすけ、まもるを採用した方が戦いやすいと考えた。そのことをチームに相談すると、せいれいプレートを持たせたでんこうせっか採用ニンフィアの案をさとるんごさんから頂き、実際に使用してみることに。使用感としては、意外とでんこうせっかのリーチも良く、いい感じに縛りを解除してくれる場面も多かった。さらにまもるはランクバトルでは読まれにくい技として、オープンチーム制では相手に安定択を作らせにくい技として非常に優秀だったため、正式に採用することにした。
・パオジアン
・テツノカイナ
・霊獣ランドロス
最後の1体だが、紆余曲折あってドラパルトを採用することにした。決め手は「ゴーストタイプでねこだましを無効化できる点」「クリアボディでいかくの効果を受けない点」であり、せいしんりょくカイリューとの差別化として「すばやさが早い点」も魅力だった。後に体感するが、ゴーストダイブで相手のまもるを打ち破ることができるため、まさに初期にptから抜けていったハバタクカミ、ウーラオスの性能を併せ持っていると感じた。とはいえ、時間が限られている中、練度を高めていく前に本当にこれでいいのか不安もあったが、この6体をチームに相談したときに、「強そう!」という言葉をもらい自信を持てたので、腹をくくることに決めた(笑)。
・パオジアン
・テツノカイナ
・霊獣ランドロス
・ドラパルト
これでPTが完成した。早いポケモンと鈍足で重厚感のあるポケモンを組み合わせた、自分好みの構築になったと思う。本番までの練習はランクバトルでひたすら対戦を重ねて、火力感、耐久感、強い先発、相手構築に対してカギとなるポケモンの確認をひたすら行っていった。最終的に個人もチームも4-2で予選を抜けることができ、トーナメント1回戦で敗退はしてしまったものの、ある程度の手ごたえを感じることができた。なにより、結果は悔しかったけど、目標に向けてチームで連携して勝ちを目指す経験や、大会という場での立ち回り、オープンシートなど全てが自分にとって初体験だったため、非常に得るものが大きい大会となった。
余談ではあるが、なぜかレギュレーションDの途中で新技や新ポケモンが追加され、ランクバトルでも使えるという事実が発覚。。。正直、期の途中でルール変えるのはどうなのよ、と思いつつも継続的にランクバトルに本ptで潜っているが、現時点で71位におり、オーガポンに対しても対等に戦えているため、構築スペックはそれなりにあると感じている。
■個体紹介
①パオジアン(Chien-Pao)
特性:わざわいのつるぎ(Sword of Ruin)
性格:ようき(Jolly)
持ち物:きあいのたすき(Focus Sash)
実数値(努力値):155-172(252)-101(4)-x-85-205(252)
技:つららおとし ふいうち くろいきり まもる
(Icicle Crash Sucker Punch Haze Protect)
テラスタイプ:ゴースト(Ghost)
WCSを見ているといじっぱりの個体が多かったため、逆に最速で使用した。これにより、ふいうちの打ち合いは最低でも五分以上は勝てるようになるため、強気に押していくことができるようになった。また、相手のハバタクカミに対しても自信をもってつららおとしを選択でき、上からの怯みの勝ち筋を残し続けてくれる。くろいきりは寿司構築やたてこもるヒスイヌメルゴン等に強く出られるようになるため採用。大会では当たらなかったが、ランクバトルでは活躍してくれている。せいなるつるぎ非採用だが、ニンフィアのハイパーボイスやでんこうせっか、テツノカイナ、スカーフランドロスが構築にいるため、パオジアンミラーにはそこまで弱くないと判断した。テラスタイプは、ねこだましを無効化できるゴーストを採用したが、無難に使いやすく、後発から出すパターンの場合、明確な詰め筋の一つになるケースが多かった(初手からガンガン圧力をかける場合は毒もOKかと思う。あくまで個人的な所感であるため違った意見があって当然だと思う)。
②ドラパルト(Dragapult)
特性:クリアボディ(Clear Body)
性格:ようき(Jolly)
持ち物:こだわりハチマキ(Choice Band)
実数値(努力値):164(4)-172(252)-95-x-95-213(252)
技:ドラゴンアロー ゴーストダイブ テラバースト とんぼがえり
(Dragon Darts Phantom Force Tera Blast U-turn)
テラスタイプ:鋼(Steel)
ミラー意識で最速にした。選出できる相手にはこいつ1体で壊滅までもっていけるポテンシャルがあるほどに強いと感じた。ゴーストダイブは相手のトリックルームやおいかぜのターンを消費するのに非常に強力だった。また、パオジアンを横に置くことで、ほとんどのオーガポンを1撃で倒すことができた。さらに、まもるを打ち破り、味方の攻撃も貫通して通るようになるため、場面を整えればウーラオス以上に脅威を与えることができる。テラスタイプについて、本構築にはリキキリンが入っておらず、ふいうちをまともに食らってしまうと負けに直結するため、鋼を採用した。これによって相手のニンフィアやハバタクカミの処理速度を向上させることができた。
③霊獣ランドロス(Landorus)
特性:いかく(Intimidate)
性格:いじっぱり(Adamant)
持ち物:こだわりスカーフ(Choice Scarf)
実数値(努力値):185(164)-193(84)-111(4)-x-101(4)-143(252)
技:じだんだ いわなだれ テラバースト とんぼがえり
(Stomping Tantrum Rock Slide Tera Blast U-turn)
テラスタイプ:飛行(Flying)
耐久と火力と素早さをバランスよく仕上げようと思いこの調整にした。準速まで振ることで最速ドラパルトを1上回るため、こちらのなだれでひるませるケースを多く作り出せるようにした。ついでにほとんどのランドロスの上を取ることができた。テラスタイプは相手のモロバレルやクレセリアに少しでも大きいダメージを与えるために飛行を採用した。このポケモンの強みは何といってもパオジアンのいる構築に強気に出していけるところだと思う。主に初手に出してとんぼがえりを選択し、後発から再度出てきてじだんだやテラバースト、いわなだれで制圧する動きが強いと感じている。不利な相手にも試合終盤でいわなだれ怯みを押し付けて強引に勝ちにもっていく可能性を秘めているところもgood。特にランクバトルでは試合数も多く取れるため、いわゆる「運勝ち」をするケースを多く作ることができる(当然、運だけで勝てるほどポケモンバトルは甘くないが、もしもの時の保険として機能するケースが多い=運勝ちできる確率も比較的多い、という思考です)。
④テツノカイナ(Iron Hands)
特性:クオークチャージ(Quark Drive)
性格:いじっぱり(Adamant)
持ち物:とつげきチョッキ(Assault Vest)
実数値(努力値):239(76)-198(156)-130(12)-x-120(252)-72(12)
技:ドレインパンチ かみなりパンチ ねこだまし ヘビーボンバー
(Drain Punch Thunder Punch Fake Out Heavy Slam)
テラスタイプ:水(Water)
パーティの重心的ポケモン。耐久力がすさまじく、ねこだましもできるためとにかく場持ちが良い。そのため、自分の耐久力を下げるインファイトや体力を削るワイルドボルトは採用せず、ドレインパンチ、かみなりパンチを採用した。ヘビーボンバーはハバタクカミ、ニンフィアを倒す手段として採用したが、ランクバトルではランドロスやモロバレルへ打点のあるれいとうパンチもありだと思う(オープンではハバタクカミのテラスタイプがみずかどうかを確認できるが、クローズでは分からないため)。世のテツノカイナがどこまですばやさに振っているか不明だが、いまのところ上をとってドレインパンチを打てるケースが多い様に感じる。テラスタイプは、ハバタクカミ、イーユイに安定して打ち合うために水を採用した。
⑤ニンフィア(Sylveon)
特性:フェアリースキン(Pixilate)
性格:ひかえめ(Modest)
持ち物:せいれいプレート(Pixie Plate)
実数値(努力値):191(164)-76-105(156)-167(172)-151(4)-82(12)
(Hyper Voice Tera Blast Quick Attack Protect)
テラスタイプ:水(Water)
高い耐久でどっしりと構えて返しのハイパーボイスを打てるのが強力。また、でんこうせっかのおかげで相手のパオジアンのたすきを削ったり、赤ゲージで残ったハバタクカミを倒せたりと、こちら視点しか分からない立ち回りをすることが可能。物理耐久はようきのれんげきウーラオスの水テラスすいりゅうれんだを耐えることができる。テラスタイプははがね、こおりタイプを半減できる水を採用した。
⑥モロバレル(Amoonguss)
特性:さいせいりょく(Regenerator)
性格:のんき(Relaxed)
持ち物:ゴツゴツメット(Rocky Helmet)
実数値(努力値):221-(252)-90-121(156)-105-113(100)-31
技:きのこのほうし くさむすび いかりのこな かふんだんご
(Spore Grass Knot Rage Powder Pollen Puff)
テラスタイプ:水(Water)
VSガチグマや同系統のスタン構築に出していくポケモン。特にスタンミラーはこいつの扱い方で勝敗が決まると言っていいかもしれない。環境や使うptによって型や配分は変わってくるが、今回はこれ使ってみた(正解かどうかは不明)。特防方面はおくびょうハバタクカミのいのちのたまシャドーボールを2回耐えるラインであるため、何となく無難か。リーフストームを採用しても良かったが、外すリスクを考えてくさむすびを採用した(私がこのポケモンに求めるのはとにかく安定感であり、リフスト外した瞬間に負けにつながるのが嫌だった。火力が若干足りない部分はふいうちやでんこうせっか、上からのいわなだれでカバー)。テラスタイプはニンフィアと同じで水を採用した。バレルがいる相手に対して先にみずテラスを切ってしまうと、こちらにほうしが飛んでくる、かつ相手へのほうしをいかりのこなで吸われてしまうので注意。
■最後に
ここまで読んでくれてありがとうございました。最後になりますが、refuさん、素晴らしい大会を開いてくださってありがとうございます。ダブルバトルと広めたいという思いから、ここまで真剣に考えて実行してくれたことに感謝しかありません。今日ポケのみなさんやユナイトの皆さんも本当に強かったですし、ダブルバトルの魅力や奥深さを知ってもらういい大会になったと思います。自分もこの大会に参加できて光栄に思いますし、今後の自信につながりました。今後も自分にできるペースでポケモン頑張っていくので、twitter(@paisenegir)の方でも仲良くしてくれると嬉しいです。ではまた。
【ポケモン剣盾】構築記事 シーズン32 黒馬ザシアンwithカメックス【GSダブル】
こんにちは、HANZOです。今回はシーズン32、所謂GSルールの構築記事になります。個人的に剣盾のGSでずっと使ってきた並びでありランクバトルでの使用感が良かったので、記事にしたいと思います。
メイン(TN HANZO):レート1848
1.構築経緯
自分は剣盾中盤からずっとカメックスを愛用しており、GSルールでも使い続けようと思い、カメックスを軸に構築を組んでいくことにしました。持ち物はとつげきチョッキを採用しました。これによりバドレックス+ダイサンダーを耐えることができます(物理ダイサンダーは後述するオーロンゲのリフレクターを貼ることで耐えます)。さらにイベルタルやディアルガなどの特殊伝説ポケモンとも真っ向から打ち合うことができます。
そしてGSルールの肝である2体の伝説ポケモンは黒バドレックスとザシアンにしました。黒バドレックスは安定して相手2対に負荷をかけることができ、たすきを持つことで行動保証も付与することができます。何より対戦において「とりあえずアストラルビットを打つ」ことが多く、思考を割く割合を減らし、精神安定にもつながります。またザシアンは高い素早さ、圧倒的な攻撃力、そこそこの耐久力を持ったポケモンで、基本どんな構築に対しても活躍できます。また、この2体は今まで自分が使ってきた2体であり、動かし方や耐久感もわかっているので、採用に迷いはありませんでした。
4体目はゴリランダーを採用しました。環境に多く存在するカイオーガ、グラードンに対して圧力をかけることができ、相手のトリトドンのけん制にもなります。また、ようきザシアンのきょじゅうざんを耐えるのも大きいです。
5体目6体目はここまでで苦手なポケモンを対策できるポケモンを採用します。まずここまでではレジエレキに勝つことができません。特にレジエレキ+バドレックスと並ぶと、カメックスにソクノの実を持たせていても発動せず、1撃で倒されてしまいます。そこでまずはオーロンゲを採用しました。リフレクターと合わせてチョッキカメックスを動かすことで、レジエレキ+バドレックスの並びを逆にかもることができます。また6体目にはサンダーを採用しました。これはおいかぜの無いレシラムやディアルガ、時々晴れ構築にも選出します。ダイジェッターとしての役割を遂行しつつ、かいでんぱ+羽休めを搭載することでDM後も腐りにくく相手をしつこく追い詰めます。
2.個体紹介
性格:ひかえめ
特性:げきりゅう
実数値:185(244)-x-121(4)-150(252)-126(4)-99(4)
自分の相棒ポケモンです。とつげきチョッキ+リフレクターの盤面では、レジエレキが物理型でも特殊型でも、いのちのたまダイサンダー+ダブルダメージのアストラルビット(火力アップアイテム無し想定)を耐え、返しのげきりゅうキョダイホウゲキで返すことができます。ふぶきは威力の出るダイアイスのベースとして機能し、主にグラードンに打ちます。あくのはどうはバドレックス相手に打ちます。また相手のカイオーガのとくぼうを下げるのにも使います。はかいこうせんの枠はだいちのはどうとの選択になりますが、自分はどんな状況下でもあいての素早さをさげることができるはかいこうせんを選択しました。だいちのはどうのメリットとしては裏のゴリランダーだしからカイオーガ、グラードンに大ダメージを与えたりトリトドンを不意に倒せたりなどがありますので、好みで使い分けていいと思います。
②ザシアン@くちたけん
性格:いじっぱり
特性:ふとうのけん
実数値:193(204)-244(252)-136(4)-x-136(4)-174(44)
さいこうの攻撃力を誇るザシアンです。すばやさを削ることにより高い耐久力を獲得しています。すばやさは最速レパルダス+1に設定していて、これによりトリルダイウォール+まねっこを防ぐことができます。ただ相手のボルトロスを抜くことができないため、もう少し耐久を落としてすばやさを上げてもいいかもしれません。でんこうせっかはダイマックスの終わったイベルタルやボルトロス、レジエレキなどに打ちます。縛り関係を誤認させることができる技なので非常に強く使用感はとても良いです。
③バドレックス(こくばじょうのすがた)@きあいのタスキ
性格:おくびょう
特性:じんばいったい(きんちょうかん+くろのいななき)
実数値:175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)
技:アストラルビット まもる リーフストーム スピードスワップ
普通の黒バドレックスですが、草技にリーフストームを採用しており、ゴーストの通らない相手への打点を少しでも稼ぎます。また、スピードスワップはふいうちをかいくぐりながら縛り関係を逆転できる技として使用しています。また明らかなトリックルーム要因に打ち込むことでトリル下で暴れることもできます。
④ゴリランダー@しろいハーブ
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
実数値:203-194(252)-112(12)-x-93(20)-106(4)
技:グラススライダー 10まんばりき ねこだまし まもる
技は普通のゴリランダーですが、しろいハーブが特徴的なゴリランダーです。相手のいかくやあまえるを無効化し、1ターンは素の火力を出せます。またまもるも読まれにくく、機能しやすいです。地味にツボラキとの対戦の際に、グラスフィールドを貼るエフェクト、回復するエフェクトを追加することができ、残数有利状態で相手のラッキーの攻撃を守りながらサイクルすることで自分のコマンドタイムを削ることなくTODに持ち込むことができます。
⑤オーロンゲ@くろいてっきゅう
性格:わんぱく
特性:いたずらごころ
実数値:202(252)-x-122(204)-x-102(52)-80
技:イカサマ リフレクター トリック でんじは
現ルール最強のオーロンゲだと思います。くろいてっきゅうトリックは即時素早さが繁栄させるし、ひっこめてもすばやさダウンは継続します。またでんじはも同様です。リフレクターはカメックスの補助に使用し、レジエレキに対して強気に突っ張ることができます。またこのポケモンの強い点としてトリル下で白バドレックスよりも遅いためかげうち+じゃくてんほけんなどのコンボをイカサマで一瞬で崩すことができます。
⑥サンダー@ぼうじんゴーグル
性格:おくびょう
特性:せいでんき
実数値:197(252)-x-105-145-111(4)-167(252)
技:10まんボルト ぼうふう はねやすめ かいでんぱ
ダイマアタッカーとvs特殊ポケモンのけん制を同時にこなすポケモンです。相手のダイマックスを枯らして後発で一気に攻めるための時間、起点を作ります。火力は微妙ですが、耐久力が高いので、試行回数を稼ぎやすく、まひこんらんなどを含めて最後までワンチャンス残せるポケモンだと思います。ザシアンの苦手な地面技を無効化できるのも良い点です。
3.選出と動かし方
①基本選出
先発:カメックス+黒バドレックス
後発:ザシアン+ゴリランダー or オーロンゲ
基本の出し方です。初手でカメックスをダイマックスさせ、黒バドレックスと合わせて一気に圧力をかけていきます。おいかぜ構築に対して残数有利を取りやすいです。特にカイオーガ構築はこれで戦っています。
②vsレジエレキ+バドレックス
先発:カメックス+オーロンゲ
後発:ザシアン+黒バドレックス
これは現状めちゃくちゃ勝ててます。初手でキョダイホウゲキをレジエレキ方向に打ちながらリフレクターを貼ります。相手のレジエレキが珠であってもダイサンダー+たすきアストラルビットをカメックスが耐えるため、相手のレジエレキをほぼ削りきることができます(珠エレキの場合、げきりゅうキョダイホウゲキ+珠ダメージ+ホウゲキ定数でほとんど落ちます)。オーロンゲが残って、且つレジエレキも残っている場合はレジエレキにトリックを打つことで次のターン黒バドレックスで一掃することができます。
③vs追い風の無いディアルガやレシラム
先発:サンダー+ザシアン
後発:黒バドレックス+カメックス
サンダーのかいでんぱ+ザシアン守るなどから入って時間を稼ぎます。しかし読まれるケースもあるので、相手のパーティを良く観察して立ち回る必要があります。個人的にはレシラムやディアルガが苦手なのでできれば当たりたくないです。
④vsトリル
先発:ザシアン+黒バドレックス
後発:カメックス+オーロンゲ
初手で一気に圧力をかけたあと、2ターン目以降は交代を駆使してトリルを枯らし、最後にザシアンや黒バドレックスで詰めます。トリルアタッカーとして猛威を振るう白バドレックスにはてっきゅうオーロンゲで奇襲できるので、オーロンゲをいかにうまく着地させるかがポイントです。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ご質問・ご意見はtwitter(@paisenegir)までお願いいたします。
【ポケモン剣盾】HANZO's ポケモンダブルバトルの軌跡
こんにちは、HANZOです。今回は今までのポケモンに対する取り組みを書こうと思います。ポケモンの完全新作スカーレット、バイオレットが発表され、剣盾のシーズンも徐々に終わりに近づいてきたということで、一旦剣盾での活動を振り返ってみたいと思います。本当に色んなことがありました。
1. 年表
■2019年12月/シリーズ1 剣盾購入~初めてのガチ対戦(シングル)
剣盾(シールド)を購入したのは12月に入ってからで、発売より1か月程度遅かった。いつものゲーム仲間が買っていて通話で楽しそうにしていた&今までのシリーズを全てプレイしていたため、購入を決意。いざプレイして、グラフィックが奇麗なのと、ワイルドエリアでポケモンが生き生きしていて、「こりゃすげえ!!!」となり、一瞬で虜に。その後、深夜までレイドバトルを繰り返しながら交換で海外ポケモンの図鑑埋めの手伝いをしていた。
そんなある日、友人が「6Vメタモン捕獲したけど要る?」と聞いてきた。悪いなとは思いながらも譲ってもらい、せっかくならと対戦用に育成を始めることにした。育成自体はBW時代にやったことがあり、非常に時間がかかる印象だったが、今作では努力値をすべてアイテムで補え、性格も自由にセッティングできることを知り、一気にガチ魂に火が付いた(性格をセッティングって、書いててやべーなwwwってなってる)。
はじめは、大学生(BW時代)からシングルのポケモン実況を見るのが好きだったことも影響して、自然とシングルのPT育成を始めた。(余談ではあるが、大学在学中、隣のクラスに某有名ポケモン実況者がいることを知り驚愕。当時もっと交流できていればよかったと後悔中。今からでも仲良くなれんかなぁ~www)。最初に育成したポケモンは、バンギラス。大好きなポケモンの1体で、非常に愛着があったが、どくどくを没収されており、泣きそうになった(←初めに受けループ作ろうとしていた)。そんなこんなで適当に対戦も育成もやりつつ、壮大なポケモン人生が幕を開けていった。ちなみに、最初のランクバトルはマスターに上げるのが精一杯で2万位台で終わった。
■2020年2月/シリーズ2 ポケモンのダブルバトル対戦を初めて見る
・一部のキョダイマックス解禁
年が明け、仕事のストレスにより休職生活に突入し、ぼーっとyoutubeを見ていたときに、ある1本の動画が目に留まった。タイトルは、「真の世界王者決定大会World Champion Invitational2020」。実は今までポケモン世界大会の存在は知っていたものの、対戦を見たことはなかった(そもそもダブルバトルの対戦は見たことが無く、今回が初である)。そのため、キヌガワさん、シャロンさんはおろかビエラさんも知らない始末。日本人3人出てるけど、誰がビエラさんなのかもわからない。そんな状態で動画を見始めた。実際にパーティを見ても動かし方も良くわからず、ぼーっと対戦を見ていた。「だくりゅうって2体にあたるんだ」「このゆびとまれなんて技があるのか」とみていた時、あるプレイングにより衝撃が走った。ビエラvsArashの第二試合である。ドータクン・ドサイドンvsトゲキッス・ピカチュウの盤面で繰り出された「サイドチェンジ」。はじめは横の位置を入れ替えるのかとそれだけ考えていたが、そこにキヌガワさんの素晴らしい解説「ドータクン方向への電気技もドサイドン方向への草技も両方ケアしたサイドチェンジ!!うますぎる!!!」。こんなに完璧な1手があるのかと非常に心を打たれた。難解な数学の問題を美しく解いたうような感動があった。この時にダブルバトルの魅力に気づき、あっという間に7時間overの動画をすべて見ていた。この時この動画を見ていなかったら、あの時ビエラさんがサイドチェンジを使っていなければ、おそらく私はダブルバトルをやっていないだろう。そんなこんなで、ダブルバトルのPTも育成していくことを決意した。
■2020年4月頃/シリーズ3,4 ダブルバトルの対戦を徐々に開始
主な使用構築 ドラパ/キッス/タクン/ドサイ/ぺリ/ルンパ
サマヨ/バタ/ドサイ/@3
さてダブルを始めたものの、構築を自分で組めるわけもなく、とりあえずビエラさんの構築を真似るところから始めた。あとは手当たり次第にtwitterでフォローしまくった。ダブル界隈の皆さんはフォロバ率が高く、なんて心の温かい人たちなんだと感動した。対戦の方は、初めはスーパーボール級で躓きまくったが、次第に勝てるようになり、瞬間的に3桁までは上がれた。ただ、自分で組んだ構築ではないし、ランクマ1位構築使っているのにこれか、と悔しい気持ちもあった。とりあえず、勝てなくてもいいから自分で構築を組んでみるかと思い立ち、6月くらいに構築を考え始めた。
■2020年7月/シリーズ5 初構築作成&初放送開始
・キョダイマックス初代御三家解禁
主な使用構築 ギャラ/ピッピ/イエッサン/ニンフィア/ジュラルドン/ナットレイ
上記が初めて自力で組んだ構築である。基本初手にイエッサンニンフィア出して、サポートしながらハイボ、もしくはハイボ+サイキネで削って裏のチョッキギャラで打開ダイマしていく構築である。意外と勝てて、ランクマでも3桁後半を彷徨っていた。またこの時からyoutubeで放送を始めた。当時はとにかくモチベの塊で暇さえあれば放送、対戦していた。当時の名言として「電気タイプはギャラで見る!」が挙げられる(なおストリンダーにはボコられる模様)。ただ当時誰も使っていなかったであろうHAチョッキギャラで打開しまくるのは非常に楽しかった。
ところでこれは余談になるが、放送を始めるにあたってどのキャプボを買うか悩んでいた。記事読んでもどれも似たようなことが書いてあるため、実際に放送している人に聞いてみることに。実際に3名の方にDMを飛ばしたところ、そのうちの1人から3分後に返事があった。しかも商品のurl付。その人の名は、バルドルさん。2017年の世界王者である。聞くときに「自分なんかがおこがましいけどええわ言ってまえー」って気持ちで突撃したけど、速攻で返信いただいて、神かこのお方は!と思わず叫んだ。いつかバルとランクマでもいいから対戦できるといいな、と思った(この願いは叶いました!改めてバルドルさん対戦ありがとうございました!)。その後もキャプボ設定で色々苦労したが、バリヤード角中さんの率先的で温かいDMによって乗り越え、配信環境が整った。お二方、本当にありがとうございました!!(これまた余談ですが、バリ角さん、ラーメンの写真にDMくれてありがとうございます。宇都宮来ることがあれば無限に奢りますwww)
■2020年10月/シリーズ6 初リバティノートに載る
・使用率上位ポケモン使用禁止
主な使用構築 カビゴン/サマヨ/アシレ/ジュラルドン/パッチラゴン/悪ウーラ
鎧の孤島も解禁されルールもガラッと変わったランクマ環境に全くついていけず、5桁付近を彷徨っていた。負けるとやはり楽しさは半減するもので、当時はやさぐれつつカマスジョーのダイアークビートなどで遊んでいた。そんなある日、ピッピカビゴンに守る・自爆を決められ1killされた。これは強いと思い、この動きをパクることに。ただ、ハチマキを持たせてもカビゴンの火力が足りない(ダイマックスポケモンを自爆で倒せない)。何かないか探していると、サマヨールでてだすけすれば3対2から試合始まるやんwwwとなり試してみることに。結果上記のような適当構築が完成したのだが、これが強すぎて勝ちまくった。そして最終日の朝を2桁で迎えてtwitterに画像を上げると、バリヤード角中さんより、「あと4回勝てばリバティやん」とのお声が。実は当時リバティノートの存在は知っていたが、30位以内の構築記事の募集をしていることを知らず、ワンチャン可能性あるなら頑張ってみるか、と思い潜ることに。結果、4連勝して最終的にレート1913、最終28位という成績で、リバティノートに載った。角中さんの一言が無ければ絶対にここまでやっていなかった。本当にありがとうございます!!
■2020年11月/シリーズ7 冠の雪原解禁、全国ダブル開始、暗黒時代突入
主な使用構築 無
とにかく勝てなくなった。ドラパで波乗りして横のレイスポスのきゅうこんを発動させたダイホロウをダイマエースバーンに耐えられて、完全に自信を失った。ただ、レジエレキダイマさせてダイロック⇒すなかきパッチラゴンででんげきくちばしするのは楽しかった。振り返ってみると、実戦で準伝説ポケモンを触るのが初めてで、耐久感、火力感が分からず、これによって縛り関係が把握できず、、、といった理由で負けていたのだと思う。ただ、負けまくるくらいには試合はこなしていたので、この時の経験は後に活きていると思う。本当に継続しててよかった。。。
■2020年2月/シリーズ8 伝説1体OKの竜王ルール、なぜかザシアン触らず
主な使用構築 キュレム/ポリ2/適当な4匹
全く勝てずに4桁中盤を彷徨っていた。こんな中で初めての予選を迎えるのかと意気消沈していたが、ポリ2のかいでんぱの強さに気づいた。そこで当時はほとんどいなかったトリル下でキュレムを動かす構築を組んで臨んだ。予選はボロボロだったが、ランクマでは久々に3桁に載れて嬉しかった。またこの時、裏でカメックスを試しており、後の相棒ポケモンとなっていく。
■2021年5月~/シリーズ9 再びの全国ダブル
・カメックスと出会う
主な使用構築 カメックス/オーロンゲ/霊獣ボルト/ポリ2/悪ウーラ/ナットレイ
前節でひっそり試していた時の出来事。チョッキカメックスがレジエレキのダイサンダー耐えて返り討ちにした(←は??と思うでしょ?ほんとなんですよwww)。予選では使わなかったが、伝説ポケモンがいなくなったルールであれば、カメックスでも十分にやっていけるのでは?と思い、構築を組んでみた。当時はダイマカメックスはあまり使われておらず(後に徐々に使われ始めたが)、いたとしても珠が主流だった。これはとくこう特化しても実数値150で火力が足りなかったためだと思われる。ただ、私の考えは違った。まず、珠を持たなくても、砲撃のスリップダメージがあれば問題ないと思った。それよりも耐久を上げて、相手の攻撃を受けて何回も殴っていく方が強いと思った。それを具現化すべく、とにかく倒されにくく、こちらにしか見えない縛り関係を用意することを意識して構築を組んだ。そうして噓泣き両壁オーロンゲ+カメックスという並びが完成した。後ろにはカメックスの動きをサポートしつつデバフも担えるポリゴン2と最強スイーパーの悪ウーラオスを置いたが、これも非常に相性が良かった。
実際の動きとしては、エレキの珠特殊ダイサンダーであれば確定でげきりゅう圏内で耐えて返しのキョダイホウゲキで倒せる点がとにかく痛快で楽しかった。また、横のオーロンゲの壁と合わせればダイマックス3ターンをフルに使って殴っていくことができ、3体目として裏から出てくるポリ2で相手を詰ませつつ、1/6定数ダメージで疲弊させつつ、ラストの襷ウーラオスでしばいていく動きがとても安定感があり強かった(急所麻痺痺れ辛かったけど)。このころから、ちょっとずつ自信を取り戻していき、構築の組み方や試合展開のレベルが上がった気がする。
■2021年8月~/シリーズ10 ダイマックス禁止の竜王ルール
・初のダイマ禁止ルールで困惑、経験の無さが出て古参勢との差を感じた
主な使用構築 黒バド/ガエン/ゴリラ/エレキ/サザン/ウツロ
剣盾初のダイマ無しルール。当然私も初めてである。とにかくアマージョが多かった印象。仕事の関係で一気に対戦数が減ってしまったが、サイクル戦が多く、読み合いで試合展開が大きく変わるので非常に楽しかった。構築は上記6体に落ち着いたが、普通に強かった印象。HBゴツメゴリランダーを試せなかったのが心残り。
■2021年11月/シリーズ11 ダイマックス有りの竜王ルール再び
・カメックスとの再会を果たす
主な使用構築 カメ/ロンゲ/ポリ2/ザシアン/霊獣ボルト/シャンデラ
ダイマックスが帰ってきた。個人的には遊び慣れたルールなので、嬉しかった。ダイマ無しではカメックスの活かし方が分からずに未使用だったため、竜王ルールでは絶対にカメックスを使って勝つんだと意気込んでいた。構築は上記6体に落ち着いた。結果としては、2021年11月と2022年1月に最終2桁に残ることができた。12月にはさとちんさんから構築使ってますと連絡が入り、非常に嬉しかった。ちなみに、12月は上記構築のアレンジ版でさとちんさんが最終2桁に残っており、自分ベースの構築が3か月連続でそこそこの結果を出せたのも嬉しかった。
構築のベースは全国ダブルでのカメPTをベースに組んだため、時間はかからなかった。お気に入りポイントとしては、HAザシアンとすることで火力と耐久性を確保し、トリル下であれば相手のザシアンよりも先に行動できる点と、霊獣ボルトとシャンデラの補完が優れているという点である。特に後者はさとちんさんに教えて頂いたのだが、ミミッキュガエンに対してはダイアシッド+シャドーボールでトリルを防ぎ、エレキウーラに対してはサイチェン+ダイサンダーでウーラオスを何もさせずに倒すことができる(ダイサンダーシャンデラ方向は霊獣ボルトで無効化、ダイアタックボルト方向はシャンデラが無効化)。
■2022年2月~/シリーズ12 GSルール
主な使用構築 黒バド/ザシアン/カメックス
さて、現在。何とかカメックスを使って予選抜けたかったが叶わず。ボーダー上がりすぎて驚いたが、瞬間的には1800を超えることができ、その点は成長を感じられた。ただ、直前のルールでは基本ランクバトル最終150位以内で終えており手ごたえは感じていただけに、非常に悔しかった。
一方で、不正行為の発覚もあり、残念だった。実際に不正を行ったと思われる方と予選でマッチングしており(確かレート17xx台)、非常にいい試合をしたが負けてしまった。予選後、いい試合をありがとうございましたと言葉を交わしたが、そんなプレイヤーが不正をしていたと発覚したときは愕然とした。また別のプレイヤーとはいつかオフでお会いできたらいいですねと声をかけて頂いたが、それも叶わなくなってしまった。私は予選を抜けておらずいわゆるVGC界隈で何の結果も残せていないが、本当に悲しいことだし、心のどこかで裏切られたような気持になった。ネット予選は匿名性が高すぎて、不正の証拠が直接本人と結びつけずらい状況があると思う。また、真なる不正集団が仮に存在すればそもそも表に出てこない可能性もある。この現状は非常にもどかしく、クリーンな大会運営には、やはり個人個人のモラル・人間性に頼らざるを得ない部分があるように思う。
ただこれは社会人の目線で意見させてもらうが、ここで不正をするような人間性のままでは、到底仕事や人生の重要な場面で筋を通すことはできず、社会から見放されかねないと思う(すぐ逃げ道に逃げ込もうとするため)。しっかりと反省して今後の人生の教訓としてほしい。
だらだらと暗い雰囲気の事を書いてしまったが、WCSは非常に楽しみにしている。未だにコロナの問題や不安定な国際情勢下にあるが、何とか開催できることを心から願っている。そして、WCS決勝BGMを楽しみにしている(毎作かっこいい!!!)
2. 剣盾をプレイしてきて思ったこと
今作は本当に育成が楽で、ポケモンGoとの連動もあり、新規で参入した私でもガッツリ対戦を楽しむことができた。この影響もあって人口が増えたといっても過言ではないだろう。また、ダブルバトルについては、リバティノートさんやビエラさん、キヌガワさん、アルカナさんのUmbraの存在が非常に大きく、ちょっと調べれば勉強できるいい環境が整っていると感じる。今後も各々健康にはご留意いただいて日本のダブルバトル界をリードしてほしい。
3. 終わりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。また、日ごろtwitterでお世話になっている方々、本当にありがとうございます。みんなセンスが良く、仲よさそうに会話しているのを見て元気をもらっています。また、実際に私と会話してくれる方、いいねやrtをくれる方、ありがとうございます。本当に皆さんを尊敬しているし、感謝しております。仕事や居住地等の関係でいまだに誰とも直接の面識はありませんが、いつかご飯でもご一緒できればいいなと思っております(4人くらいまでなら奢ります!)。また、タイミングが合えばてるちゃれやオフ会などにも参加できればと思っておりますので、その時はよろしくお願いいたします。だいぶ早いですが、次回作もできる範囲でポケモンプレイしていく予定なので、今後ともよろしくです!!
twitter : @paisenegir
あと、完全に私事ですが、今年中どっかで入籍する気配があります。残り短い一人暮らし生活も楽しんでいきますwww
ポケモン対戦が仕事に与える影響について
こんにちは、HANZOです。今回はポケモン対戦が仕事に与える影響について書こうと思います。よくゲームはただの娯楽だという人がいますが、取り組み方によっては人勢に良い影響を与えることができます。反対にどこまでも堕落する可能性もありますが。。。内容に関しては完全に私の主観になりますが、興味があれば読んでみてください。
■良い影響
①PDCAサイクルを学ぶことができる
②うまくいかないことに対して追求する癖がつく
■悪い影響
①本来やるべきことをおろそかにする
②目が悪くなる
いかがだったでしょうか、今回は普段とは毛色の事なる内容でしたが、参考になれば幸いです。それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
twitter:@paisenegir
ポケモン剣盾ダブルバトル シーズン24 カメックスザシアンVer1.1 ~要塞亀と妖犬の宴~
こんにちは、HANZOです。今回はシーズン25で使用した構築の紹介記事です。先月紹介したカメックスザシアン構築をさらに改良したので、再度ご紹介します。以下、前回の記事のコピペをベースに、変化点を青文字で記載します。
↓前回の記事
https://blog.hatena.ne.jp/hanzo_games/hanzo-games.hatenablog.com/edit?entry=13574176438036820493
また、個人的に嬉しい出来事がありまして、先月時点での構築をさとちんさん(@kisseasura468)が使ってくれていました。さとちんさんはPJCS2021本戦最終25位の方で、そのときもカメックスを使った構築でした。また、twitterのアイコンもカメックスなので、勝手に親近感をもっていましたが、そんな方に使っていただいてとても光栄に思います。改めて、さとちんさんありがとうございます。
PTはこんな感じです。メンバーは変わっていませんが、持ち物と配分が変わっています。
2.構築経緯
まずは、ダイマックスが解禁されたということで、前回の全国ダブルで使用感が良かったカメックスからスタートしました。また、使用する伝説ポケモンは走攻守の3拍子がそろっているザシアンを選択。特にザシアンは前回の同じルールで使用してなかったこともあり、使用してみたかった1体でもあります。
次に取り巻きを考えます。まずはカメックスに足りない火力・素早さを補え、かつPT全体の耐久力を上げるポケモンとしてオーロンゲを採用。続いて圧倒的な耐久力と立ち回りの柔軟性を持たせてくれるポリゴン2を採用。この2匹は全国ダブルでカメックスを使用していた時にも使っていたため、すんなり運用できました。
残りはこれらのポケモンできついポケモンを対策していきます。特に、ザシアンが苦手とし、国際大会でも多くの結果を残しているグラードン・フシギバナ・リザードンの並びへの対策を考えました。タイプ相性や状態異常対策をもろもろ考慮し、最終的にラムのみを持たせた霊獣ボルトロスを採用しました。威力140のダイサンダーでリザードンをほぼ確定1発で倒すことができ、グラードンにウェザーボールで圧力をかけることができます。さらに電気タイプにより相手ザシアンのきょじゅうざんを1発耐えることができる強みもあります。
最後の1体については、環境中盤から数を増やし、LCSで一気に認知されたヒートロトム+トリトドンの並びに強く出れるポケモンを探し、結果としてシャンデラを採用しました。エナジーボールでトリトドンを倒すことができ、ヒートロトムにも等倍で高火力を叩き込むことができます。さらにタイプ上ザシアンに強く、こちらのザシアンに飛んでくる炎技を交代によって無効化することができるのも魅力です。
こうしてパーティが完成しました(11月半ばにこの並びになりました)。全国ダブルで自分が使い慣れた動きのまま環境に合わせてカスタマイズした構築のため、個人的に非常に使用感が良かったです。特にザシアンが苦手とするソルガレオ構築に対して大きな不利を取らないところが気に入っています。
3.個体紹介
持ち物;とつげきチョッキ
性格;ひかえめ
特性;げきりゅう
実数値(努力値);185(244)-x-121(4)-150(252)-126(4)-96(すばやさ個体値26or27)
パーティのメインアタッカーにしてダイマックス環境における自分のエースポケモン。とつげきチョッキを持たせることで、珠レジエレキの威力140特殊ダイサンダーをげきりゅう圏内で耐えて、返しのキョダイホウゲキでほぼ確定1発を取ることができます。また、ソクノのみではない利点として、ディアルガやレシラムなどの特殊伝説アタッカーとも互角に打ち合える点が魅力的です。また、この個体はあえてすばやさを少し落とした個体を使用しています。理由としては、トリックルーム中に後述するオーロンゲのこわいかおでカメックスの素早さを下げることで、白バドレックスよりも先に行動できるようにするためです。これによりダイアースを積まれる前に攻撃でき、ダメージレースを有利に運ぶことができるようになりました(最近は白バド相手にカメックスを出さなくなりました。理由は選出パターンで追記しています)。
~主なダメージ計算結果~
※カメックスがダイマックス時、攻撃側は特殊/ひかえめ/珠を想定
・レジエレキ140ダイサンダー :273~322(73.7~87.0%)
・ディアルガ150ダイドラグーン :130~153(35.1~41.3%)
・イベルタル130ダイアーク :134~160(36.2~43.2%)
・黒バドレックス アストラルビット(ダブル):83~99(22.4~26.7%)
ーーーーー追記ーーーーー
・Hに振り切っていない理由は6nを避けるため。
・とくぼうを1落とすと、おくびょう珠レジエレキの140ダイサンダーで確実にげきりゅう圏内に入るため、防御に余りを分配した方がいいかもしれない。
・ぼうぎょととくぼうに4ずつ振り直しました。これにより、リフレクター下で物理レジエレキの130珠ダイサンダーを耐えることができます。
持ち物;しんかのきせき
性格;ずぶとい
特性;トレース
実数値(努力値);191(244)-x-135(100)-125-136(164)-80
本パーティの影の立役者。トレースによりいかく、いたずらごころ、フレンドガードなどをコピーしたときの強さはすさまじいです。特にオーロンゲ+特殊伝説ポケモンの並びに対していたずらごころをトレースしたときはトリックルームに頼らずにかいでんぱを入れることができるため、非常に強力だと感じました。攻撃技にはイカサマを採用しており、剣舞を積んだグラードンに対して大ダメージを入れたり、じならしソルガレオやメタグロスといったポケモンに大ダメージを叩き出すことができ、何よりドラパルト相手に殴り勝つことができるのが本当に強かったです。全国ダブルの頃は最遅で採用していましたが、今回はオーロンゲにこわいかおを採用している関係上、素早さ80の設定としました。
③オーロンゲ
持ち物;ひかりのねんど
性格;おだやか
特性;いたずらごころ
技;リフレクター ひかりのかべ うそなき こわいかお
実数値(努力値);202(252)-x-103(140)-90-x-121(116)-80
耐久力の底上げ、素早さ操作、特殊ダイマックスポケモンの火力補助ができるフルサポート型のオーロンゲ。こわいかをを採用することでカメックスやポリゴン2をトリックルームに頼らずに上から通せるようになるのが予想以上に強力でした。また、こわいかおはでんじはと違って命中率が100%であり、何回でも打ち込むことができるため、使い勝手は非常に良かったです。うそなきは主に相手のザシアンをカメックスやボルトロスで1発で落とすのに使用していました。
技構成は前回と変わりませんが、配分を変えてとくぼうに厚くしました。これはカイオーガ対面での行動回数を確実に増やすためです。調整意図はcobaltさんの配分をさんこうにそのまま使わせていただきました。
↓オーロンゲの調整を参考にさせていただいたcobaltさんの構築記事
【s16 剣盾ダブル】壁バナコーザシアン(最終4位) - トゲデマルはツヨイ。
④ザシアン
持ち物;くちたけん
性格;いじっぱり
特性;ふとうのけん
技;きょじゅうざん せいなるつるぎ じゃれつく まもる
実数値(努力値);199(252)-244(252)-135-x-136(4)-168
いわずと知れた最強伝説ポケモンの1体。前回のルールではメタられると読んで使いませんでしたが、メタられても強かったです。今回はすばやさに一切振らずHPとこうげきに振り切っており、その分技範囲を広くとりました。相手のザシアンに対して先制で動くことはできませんが、逆に言えばトリックルーム下であればほぼ確実に先手をとれるのが利点といえます。オーロンゲの壁やこわいかおと合わせてすさまじい耐久力と制圧力を誇り、カメックスやボルトロスによって疲弊した相手にとどめを刺すには十分すぎるほどの性能を持っていました。
⑤ボルトロス(霊獣)
持ち物;ぼうじんゴーグル
性格;おくびょう
特性;ちくでん
技;ライジングボルト ヘドロばくだん ウェザーボール まもる
実数値(努力値);155(4)-x-90-197(252)-100-168(252)
カメックスの通りが悪いパーティ、およびグラードン軸のパーティに対する回答として採用。リザードンより1速いすばやさ、圧倒的な特殊火力によって、刺さる相手には一方的に刺さりまくりでした。特に環境に多く存在したかいでんぱボルトロスをほぼ完全に無効化することができる点と、カメックスに誘われて出てきたレジエレキ、ゴリランダーに対いて強い点が気に入っています。さらにウェザーボールを採用ですることで、グラードンとその取り巻きへの打点も確保できます(グラードンにダイバーン、フシギバナにダイバーン、リザードンにダイサンダー)。またウェザーボールは天候が普通の場合は威力が低いものの、ダイアタックになると威力130になり、強力な選択肢となります。これにより、すばやさの遅い後発のザシアンのサポートも同時にこなすことができます。
持ち物はラムのみとぼうじんゴーグルを試しましたが、シーズン後半はフシギバナの数が減少した(あくまで体感)ことと、あくび採用のポケモンの増加によりラムのみを採用しました。
今シーズンはぼうじんゴーグルを採用しました。理由は白バドレックス+たたりめモロバレルのPTが増加したことと、対グラバナでバナの粉を一切気にしなくて良くなるためです。
持ち物;きあいのタスキ
性格;おくびょう
特性;もらいび
技;シャドーボール ねっぷう エナジーボール サイドチェンジ
実数値(努力値);136(4)-x-110-197(252)-110-145(252)
カメックス、ボルトロスが苦手としているトリトドンへの回答として採用。また、数はそれほど多くは存在しませんでしたが、カミツルギ、ナットレイへの回答にもなっています。このポケモンは特性と技がとにかく優秀で非常に多くの選択肢があり、まだまだ開拓の余地があるポケモンだと思っています。今回はまもるを採用しましたが、サイドチェンジも大いにありだと思います(特にbo3を意識するならサイチェンは入れ得)。逆にサイドチェンジが無くてもサイチェン読みの行動をされる場合が何試合かありました。
と、ここまでは利点中心に書きましたが、シャンデラをパーティに入れて実際にトドン入りのPTと対戦した数が少ないため、なんとも言えないところもあります。。。あくまでここの枠は環境に応じてカスタマイズするのが良いと思います。
まもるをサイドチェンジに変更しました。ロトムやサマヨールと違って意外と読まれにくかったです。また、レジエレキ+ウーラオスの対面でボルトロスと組み合わせることで、ダイサンダーをシャンデラ、ダイアタックをボルトロス、どちらの行動も無効化させることができます。このことからも補完枠はシャンデラでOKだと思っています。
4.選出パターン
※あくまで私の戦い方なので、参考程度に
■基本選出
ほとんどこれ。基本的にオーロンゲで壁を張って、カメックスは初手ダイマックスを切って積極的にキョダイホウゲキを打っていきます。理想は両壁を張る動きからスタートしますが、相手によってはこわいかお、うそなきから入って積極的に残数有利に持っていくのも良いでしょう。最悪オーロンゲが何もできずに倒されても、カメックスのHPは確保された状態なので、後発のポリ2でトリックルームを展開し、カメックスが動けるターンを確保して戦います。
トリル下では、ポリ2で相手の特殊アタッカーを弱体化したり、物理アタッカーに対してはダイスチルを積んでポリ2を要塞化せさたりと、こちらの残数確保とダメージ蓄積を狙いながら戦っていきます。ダメージ蓄積に関しては攻撃によるダメージのほかに、キョダイホウゲキによるスリップダメージ、ダイアイスによる天候ダメージなど、ターンを稼ぐだけで相手が勝手に疲弊していくギミックが多く搭載されており、困ることはほとんどありませんでした。
相手のひでりを利用してウェザーボール持ちのボルトロスで積極的にダイマクスを切って攻めていきます。フシギバナに対しては2連でねむりごなを打たれないように立ち回ると良いです(ここでもオーロンゲのこわいかおが役に立ちます)。相手のグラードンもボルトロスで倒せればいいが、最悪落とせなくても1撃入れておくだけで後発ザシアンでの処理が楽になります。
先:ポリゴン2+カメックス 後:シャンデラorオーロンゲ+ザシアン
じならし弱点保険コンボに対しては、ポリゴン2もカメックスも耐えることができるため、イカサマとキョダイホウゲキで積極的に攻めることができます。相手のダイメックスエースを1~2ターンで処理した後は、後発ザシアンを通していきます。じならしを打つポケモンの代表格は黒バドレックス、レイスポス、エンテイが挙げられるが、これらのポケモンに対してカメックスもポリゴン2も互角以上に戦えるのも魅力です。
■VSトリトドン入り
先:シャンデラorオーロンゲ+カメックス 後:ボルトロス以外の誰か+ザシアン
トリトドン対策として投入したシャンデラの出番です。たすきを持っているため、雑に動かしても強いです。トリトドンが先発に出てこなかった場合は積極的に交代を読んでエナジーボールを打ちます。とはいえ、対面状態では当然エナジーボールは警戒される印象があったため、その場に応じて適切な択を通していかないといけないと感じました(結論;立ち回り練度が必要)。
これに関しては最近対戦できていないため微妙かもですが、シャンデラにダイマックスを切る選択肢は大いにありだと思っています。オーロンゲのこわいかおですばやさサポートができ、トドンに明確な打点があり、うそなきダイホロウでH252ロトムを倒すことができるためです(ロトムに対しては壁が展開されても、うそなきダイホロウで高乱数で倒すことができます)。
■VS白バドレックス/ミミッキュ/モロバレル/ガオガエン/レジエレキ/ウーラオス
※この対白バドの立ち回りはさとちんさんに教えていただきました。この立ち回りで私は対白バドにおいて9割ほど勝てました。
相手の初手がミミッキュガオガエンの場合はボルトロスをダイマックスさせてアシッド+シャドーボールをミミッキュに集中、後発の白バドに対してアシッドとねっぷうを重ねて、とにかくトリックルームを防ぎます。トリルを防ぐことができれば裏のザシアン、ポリゴン2で詰めて勝てます。ダイサンダーを打つ隙があれば後発モロバレルのきのこのほうしを無力化させることもできます。ガオガエンがダイマックスしてダイバーンを打ってきた場合でも、ボルトロスのウェザーボールで白バドレックス、モロバレルに弱点を突くことができます。
相手初手がレジエレキウーラオスの場合は、サイドチェンジ+ダイサンダーをウーラオス方向に打ちます。これでシャンデラにダイサンダー、ボルトロスにダイアタックの場合でも完全に無効化することができます。
5.おわりに
今期は仕事がめちゃくちゃ忙しくなり、思うように対戦時間を確保することができませんでした。これを書いている現在(2021/12/26)、2ROMとも100位台にいるため、ある程度の強さはあると思っていますが、何とか今期残りを戦いきりたいです。
それではここまで読んでくださりありがとうございます。ご質問・ご指摘はtwitter(@paisenegir)までお願いいたします。
ポケモン剣盾ダブルバトル シーズン24 カメックスザシアン ~要塞亀と妖犬の宴~
こんにちは、HANZOです。今回はシーズン24で使用した構築の紹介記事です。今月から伝説ポケモン1体まで、ダイマックス有りのルールになり、環境がガラッと変わりました。そこで、全国ダブルで使用感の良かったカメックスと、前回の伝説戦で何故か使用しなかったザシアンを組み合わせたパーティを作成しました。今回も1から10まですべて自分で考えて作った構築になりますので、疑問点や改善案など、どしどしご意見をお待ちしています(twitter @paisenegirまで)。
使用構築はこんな感じです。
1.最終成績
上 メインROM(TN HANZO):95戦62勝33敗(最終83位、レート1854)
下 サブROM(TN えりな):166戦102勝64敗(最終54位、レート1868)
↑勝敗(11/30 22:00頃撮影)
↑最終順位(ゲーム画面スクショミスった。。。)
※修正後
シャンデラ 守る⇒サイドチェンジ
2.構築経緯
まずは、ダイマックスが解禁されたということで、前回の全国ダブルで使用感が良かったカメックスからスタートしました。また、使用する伝説ポケモンは走攻守の3拍子がそろっているザシアンを選択。特にザシアンは前回の同じルールで使用してなかったこともあり、使用してみたかった1体でもあります。
次に取り巻きを考えます。まずはカメックスに足りない火力・素早さを補え、かつPT全体の耐久力を上げるポケモンとしてオーロンゲを採用。続いて圧倒的な耐久力と立ち回りの柔軟性を持たせてくれるポリゴン2を採用。この2匹は全国ダブルでカメックスを使用していた時にも使っていたため、すんなり運用できました。
残りはこれらのポケモンできついポケモンを対策していきます。特に、ザシアンが苦手とし、国際大会でも多くの結果を残しているグラードン・フシギバナ・リザードンの並びへの対策を考えました。タイプ相性や状態異常対策をもろもろ考慮し、最終的にラムのみを持たせた霊獣ボルトロスを採用しました。威力140のダイサンダーでリザードンをほぼ確定1発で倒すことができ、グラードンにウェザーボールで圧力をかけることができます。さらに電気タイプにより相手ザシアンのきょじゅうざんを1発耐えることができる強みもあります。
最後の1体については、環境中盤から数を増やし、LCSで一気に認知されたヒートロトム+トリトドンの並びに強く出れるポケモンを探し、結果としてシャンデラを採用しました。エナジーボールでトリトドンを倒すことができ、ヒートロトムにも等倍で高火力を叩き込むことができます。さらにタイプ上ザシアンに強く、こちらのザシアンに飛んでくる炎技を交代によって無効化することができるのも魅力です。
こうしてパーティが完成しました(11月半ばにこの並びになりました)。全国ダブルで自分が使い慣れた動きのまま環境に合わせてカスタマイズした構築のため、個人的に非常に使用感が良かったです。特にザシアンが苦手とするソルガレオ構築に対して大きな不利を取らないところが気に入っています。
3.個体紹介
持ち物;とつげきチョッキ
性格;ひかえめ
特性;げきりゅう
実数値(努力値);185(244)-x-120-150(252)-127(12)-96(すばやさ個体値26or27)
パーティのメインアタッカーにしてダイマックス環境における自分のエースポケモン。とつげきチョッキを持たせることで、珠レジエレキの威力140特殊ダイサンダーをげきりゅう圏内で耐えて、返しのキョダイホウゲキでほぼ確定1発を取ることができます。また、ソクノのみではない利点として、ディアルガやレシラムなどの特殊伝説アタッカーとも互角に打ち合える点が魅力的です。また、この個体はあえてすばやさを少し落とした個体を使用しています。理由としては、トリックルーム中に後述するオーロンゲのこわいかおでカメックスの素早さを下げることで、白バドレックスよりも先に行動できるようにするためです。これによりダイアースを積まれる前に攻撃でき、ダメージレースを有利に運ぶことができるようになりました。
~主なダメージ計算結果~
※カメックスがダイマックス時、攻撃側は特殊/ひかえめ/珠を想定
・レジエレキ140ダイサンダー :273~322(73.7~87.0%)
・ディアルガ150ダイドラグーン :130~153(35.1~41.3%)
・イベルタル130ダイアーク :134~160(36.2~43.2%)
・黒バドレックス アストラルビット(ダブル):83~99(22.4~26.7%)
ーーーーー追記ーーーーー
・Hに振り切っていない理由は6nを避けるため。
・とくぼうを1落とすと、おくびょう珠レジエレキの140ダイサンダーで確実にげきりゅう圏内に入るため、防御に余りを分配した方がいいかもしれない。
持ち物;しんかのきせき
性格;ずぶとい
特性;トレース
実数値(努力値);191(244)-x-135(100)-125-136(164)-80
本パーティの影の立役者。トレースによりいかく、いたずらごころ、フレンドガードなどをコピーしたときの強さはすさまじいです。特にオーロンゲ+特殊伝説ポケモンの並びに対していたずらごころをトレースしたときはトリックルームに頼らずにかいでんぱを入れることができるため、非常に強力だと感じました。攻撃技にはイカサマを採用しており、剣舞を積んだグラードンに対して大ダメージを入れたり、じならしソルガレオやメタグロスといったポケモンに大ダメージを叩き出すことができ、何よりドラパルト相手に殴り勝つことができるのが本当に強かったです。全国ダブルの頃は最遅で採用していましたが、今回はオーロンゲにこわいかおを採用している関係上、素早さ80の設定としました。
③オーロンゲ
持ち物;ひかりのねんど
性格;ずぶとい
特性;いたずらごころ
技;リフレクター ひかりのかべ うそなき こわいかお
実数値(努力値);202(252)-140-122(204)-90-x-102(52)-80
耐久力の底上げ、素早さ操作、特殊ダイマックスポケモンの火力補助ができるフルサポート型のオーロンゲ。こわいかをを採用することでカメックスやポリゴン2をトリックルームに頼らずに上から通せるようになるのが予想以上に強力でした。また、こわいかおはでんじはと違って命中率が100%であり、何回でも打ち込むことができるため、使い勝手は非常に良かったです。うそなきは主に相手のザシアンをカメックスやボルトロスで1発で落とすのに使用していました。
④ザシアン
持ち物;くちたけん
性格;いじっぱり
特性;ふとうのけん
技;きょじゅうざん せいなるつるぎ じゃれつく まもる
実数値(努力値);199(252)-244(252)-135-x-136(4)-168
いわずと知れた最強伝説ポケモンの1体。前回のルールではメタられると読んで使いませんでしたが、メタられても強かったです。今回はすばやさに一切振らずHPとこうげきに振り切っており、その分技範囲を広くとりました。相手のザシアンに対して先制で動くことはできませんが、逆に言えばトリックルーム下であればほぼ確実に先手をとれるのが利点といえます。オーロンゲの壁やこわいかおと合わせてすさまじい耐久力と制圧力を誇り、カメックスやボルトロスによって疲弊した相手にとどめを刺すには十分すぎるほどの性能を持っていました。
⑤ボルトロス(霊獣)
持ち物;ラムのみ
性格;おくびょう
特性;ちくでん
技;ライジングボルト ヘドロばくだん ウェザーボール まもる
実数値(努力値);155(4)-x-90-197(252)-100-168(252)
カメックスの通りが悪いパーティ、およびグラードン軸のパーティに対する回答として採用。リザードンより1速いすばやさ、圧倒的な特殊火力によって、刺さる相手には一方的に刺さりまくりでした。特に環境に多く存在したかいでんぱボルトロスをほぼ完全に無効化することができる点と、カメックスに誘われて出てきたレジエレキ、ゴリランダーに対いて強い点が気に入っています。さらにウェザーボールを採用ですることで、グラードンとその取り巻きへの打点も確保できます(グラードンにダイバーン、フシギバナにダイバーン、リザードンにダイサンダー)。またウェザーボールは天候が普通の場合は威力が低いものの、ダイアタックになると威力130になり、強力な選択肢となります。これにより、すばやさの遅い後発のザシアンのサポートも同時にこなすことができます。
持ち物はラムのみとぼうじんゴーグルを試しましたが、シーズン後半はフシギバナの数が減少した(あくまで体感)ことと、あくび採用のポケモンの増加によりラムのみを採用しました。
持ち物;きあいのタスキ
性格;おくびょう
特性;もらいび
実数値(努力値);136(4)-x-110-197(252)-110-145(252)
カメックス、ボルトロスが苦手としているトリトドンへの回答として採用。また、数はそれほど多くは存在しませんでしたが、カミツルギ、ナットレイへの回答にもなっています。このポケモンは特性と技がとにかく優秀で非常に多くの選択肢があり、まだまだ開拓の余地があるポケモンだと思っています。今回はまもるを採用しましたが、サイドチェンジも大いにありだと思います(特にbo3を意識するならサイチェンは入れ得)。逆にサイドチェンジが無くてもサイチェン読みの行動をされる場合が何試合かありました。
と、ここまでは利点中心に書きましたが、シャンデラをパーティに入れて実際にトドン入りのPTと対戦した数が少ないため、なんとも言えないところもあります。。。あくまでここの枠は環境に応じてカスタマイズするのが良いと思います。
4.選出パターン
※あくまで私の戦い方なので、参考程度に
■基本選出
ほとんどこれ。基本的にオーロンゲで壁を張って、カメックスは初手ダイマックスを切って積極的にキョダイホウゲキを打っていきます。理想は両壁を張る動きからスタートしますが、相手によってはこわいかお、うそなきから入って積極的に残数有利に持っていくのも良いでしょう。最悪オーロンゲが何もできずに倒されても、カメックスのHPは確保された状態なので、後発のポリ2でトリックルームを展開し、カメックスが動けるターンを確保して戦います。
トリル下では、ポリ2で相手の特殊アタッカーを弱体化したり、物理アタッカーに対してはダイスチルを積んでポリ2を要塞化せさたりと、こちらの残数確保とダメージ蓄積を狙いながら戦っていきます。ダメージ蓄積に関しては攻撃によるダメージのほかに、キョダイホウゲキによるスリップダメージ、ダイアイスによる天候ダメージなど、ターンを稼ぐだけで相手が勝手に疲弊していくギミックが多く搭載されており、困ることはほとんどありませんでした。
相手のひでりを利用してウェザーボール持ちのボルトロスで積極的にダイマクスを切って攻めていきます。フシギバナに対しては2連でねむりごなを打たれないように立ち回ると良いです(ここでもオーロンゲのこわいかおが役に立ちます)。相手のグラードンもボルトロスで倒せればいいが、最悪落とせなくても1撃入れておくだけで後発ザシアンでの処理が楽になります。
先:ポリゴン2+カメックス 後:シャンデラorオーロンゲ+ザシアン
じならし弱点保険コンボに対しては、ポリゴン2もカメックスも耐えることができるため、イカサマとキョダイホウゲキで積極的に攻めることができます。相手のダイメックスエースを1~2ターンで処理した後は、後発ザシアンを通していきます。じならしを打つポケモンの代表格は黒バドレックス、レイスポス、エンテイが挙げられるが、これらのポケモンに対してカメックスもポリゴン2も互角以上に戦えるのも魅力です。
■VSトリトドン入り
先:シャンデラorオーロンゲ+カメックス 後:ボルトロス以外の誰か+ザシアン
トリトドン対策として投入したシャンデラの出番です。たすきを持っているため、雑に動かしても強いです。トリトドンが先発に出てこなかった場合は積極的に交代を読んでエナジーボールを打ちます。とはいえ、対面状態では当然エナジーボールは警戒される印象があったため、その場に応じて適切な択を通していかないといけないと感じました(結論;立ち回り練度が必要)。
5.おわりに
今期は途中でダイパリメイクが発売された影響からかランクバトル人口が少ないシーズンでしたが、納得のいく結果を出せて嬉しく思っています。また、たくさんの有名強者さんたちと勝負できたのも楽しかったし、その中でしっかり自信をもって戦えたのも自信につながりました。今後も剣盾中心に遊んでいくと思いますので、よろしくお願いいたします。
それではここまで読んでくださりありがとうございます。ご質問・ご指摘はtwitter(@paisenegir)までお願いいたします。
ポケモン剣盾 ダブルバトル シーズン23 黒バドレックスサイクルPT
こんにちは、HANZOです。今回はダイマックス無し、伝説1体まで有りルールでずっと使用していた黒バドレックスPTについて書きます。はじめにおことわりですが、本シリーズはリアルが忙しく、対戦回数が激減し、全くいい結果は残せませんでした。ただ、今後似たようなルールが来た際に自分の考えを確認できるように、今回記事を起こします。記事・構築の完成度はイマイチかもですが、よければ読んでいってください。
対戦成績
メインロム(TN HANZO)
46戦30勝16敗 最終861位
サブロム(TN えりな)
36戦24勝12敗 最終654位
1.構築経緯
本シリーズ(2021年8~10月)はダイマックス禁止ルールということで、剣盾からポケモンを始めた私にとって初めての経験となります。そこで、まずは絶対的なエースポケモンを決めることにしました。これは時間もかからず黒バドレックスに決まりました。理由としては、ねこだまし無効で命中率100%の全体技を非常に速い素早さから打つことができる、つまり読みあいの頻度・深度を下げて雑に強いと考えたためです。
次に取り巻きについて考えます。黒バドレックスが簡単に高火力を押し付けることができるとはいえ、相手2体を1撃で倒すには至りません。そこで耐久高めのポケモンでサイクルを回し、相手を削る必要があると考えました。そこで、レジエレキ、ゴリランダー、ガオガエンを採用しました。彼らは本ルールにおいても非常に強力なポケモンだと感じており、実際に使用頻度も常に最上位に位置していました。
残り2体は今までの4匹できついポケモンの対策枠を考えました。まず、相手のガオガエン、イベルタル、ゼルネアスが非常にきついため、ウツロイドを、グラードンエンテイの並びに圧力をかけるためのサザンドラをそれぞれ採用しました。サザンドラは相手の黒バドレックスにも強く、ミラーマッチでの活躍も期待しました。
こうしてPT完成です。当然ここまで来るのに様々なポケモンを試しましたが、結果的には上記6匹に落ち着きました。続いて上記6匹の紹介に移る前に、試していて没になってしまったポケモンを紹介します。
没ポケ1 水ウーラオス
リンドの実(草半減)を持たせることでゴリランダーの前で無理やり動くことが可能。無理やりインファイトでゴリランダーを削って黒バドレックスの圏内に入れる動きや、ゴリランダーの前で水ウーラ動かせないだろ読み水ウーラ放置の隙に大きな削りを入れてくれるため、非常に強いと感じた。しかし、守るの絡んだ読み合いが毎ターンどうしても発生し、勝てれば勝ち一直線だが負ければ押し切られて負けてしまうケースが多く、自分のプレイングスキルが追い付いていないと感じた。正直、思いついたときはめちゃめちゃテンション上がっており、実際に活していた試合もあったため、非常に悔しい。
没ポケ2 イエッサン♀
黒バドレックへの不意打ちを無効化でき、相手のねこだましを止めることができ、自身もエスパー全体技で攻撃できる点から採用していた。しかし、ガエンやエンテイのバークアウトがきつく、フィールドもゴリランダーで塗り替えられてしまい、うまく良さを活かせずに没となった。シャドーボール覚えるのはえらいが、あくまで黒バドとルナアーラピンポイントとなり、シャドボ打つ前に倒されてしまうケースもあった。私のプレイングレベルでは活躍させてあげられなかった。。。すまん。。。。。
没ポケ3 ペリッパー
おいかぜ、ワイドガードを覚え、高い物理耐久と雨による暴風必中でワンチャンあると思い採用。実際に物理耐久は非常に高く(私はHBゴツメで採用していた)、グラードン、カイオーガなどの全体技を止められるため、はまったら即詰みになる場面もあった。しかし、エンテイのストーンエッジで散った瞬間に違うと感じて没に。。。ポケモンって難しいなと思った(小並感)。
2.PT紹介
①バドレックス(こくばじょうのすがた)
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;じんばいったい
持ち物;いのちのたま
技;アストラルビット、ワイドフォース、みがわり、まもる
実数値;175(4)-x-101(4)-217(252)-120-222(252)
PTのエースとして採用。途中まではのろいのおふだで使用していたが(持ち物バレにくいため)、微妙に火力が足りない事案が発生することが多かったため、最終的にはいのちのたまを採用。主に後発に控えてタイミングを見て繰り出し、全抜きする動きを取っていたが、いのちのたまに変えることで縛れる範囲が広がり正解だと感じた。みがわりは詰め筋に直結したり、第二の守るのような使い方ができて強かった。やはりねこだましが効かず、命中率100%の全体攻撃技は一度決まれば試合を決定づける力があり、採用は間違っていなかったと確信できる1体だった。
性格;なまいき(D↑S↓)
特性;いかく
持ち物;ウイのみ(ピンチベリー)
技;フレアドライブ、DDラリアット、とんぼがえり、ねこだまし
実数値;202(252)-135-132(172)-x-133(133)-58(最遅)
いつも使っているガオガエンだが、すてぜりふではなくとんぼがえりを採用。ミミッキュのばけのかわを剥いだり、ゴリランダーへの打点が増えたりと、使い勝手は非常に良かった。また、環境に一定数いたちょうはつ、じごくづきを採用したガエンの前でも安定した立ち回りができた。
③レジエレキ
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;トランジスタ
持ち物;きあいのタスキ
実数値;155-x-70-152(252)-71(4)-277(252)
主に初手に出して、相手の素早さを下げつつHPを削る仕事をしていた。ボルトチェンジで帰ってから後発、中盤に繰り出し、ザシアン、ガオガエンを削るムーブもでき、黒バドを使う上では欠かせないポケモンだと感じた。
④ゴリランダー
性格;ゆうかん(A↑S↓)
特性;グラスメイカー
持ち物;とつげきチョッキ
技;グラススライダー、ドラムアタック、ねこだまし、はたきおとす
実数値;207(252)-194(252)-111(4)-x-90-81(最遅)
ゆうかんにすることで、初手イエッサンとのフィールドの取り合いに強い点は良かった。また、はたきおとすは苦手なポリゴン2の耐久を削いだり、ガエンの木の実、相手ゴリランダーのチョッキを落としたりと、黒バドを通すうえで非常に重宝した。しかし、相手のアマージョよりも遅くなってしまい、上から倒される場面が非常に多かったため、もう少し素早さに関しては考察が必要だろう。
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;ビーストブースト
持ち物;パワフルハーブ
実数値;185(4)-x-67-179(252)-151-170(252)
イベルタル、ゼルネアスに対する回答として採用。レジエレキと合わせて非常に広い範囲を縛ることができ、初めて使ったが非常に強いポケモンだと感じた。マジカルシャインはC2↑した後の全体削りや、対サザンドラに対して有効で、思いのほか活躍する機会が多かった。
性格;ひかえめ(C↑A↓)
特性;ふゆう
持ち物;こだわりメガネ
技;りゅうせいぐん、あくのはどう、かえんほうしゃ、とんぼがえり
実数値;198(244)-103-111(4)-161(12)-111(4)-149(244)
対グラードン枠として採用。ついでに隣のエンテイに対しても打ち合えるスペックがあり、活躍を見込んでいたが、対戦数が少なすぎて、正解かどうかは不明のまま終わってしまった。とはいえ、高めの耐久力とメガネと合わせた高火力によって、一度動くと黒バドの通りが非常に良くなるため、立ち回りを研究していけば強力なパートナーになってくれると思った。
※すばやさの149;S1↓最速黒バド抜き
3.反省点と感想
本ルールの感想としては、読みがかみ合えば勝ち、噛み合わなければ負ける。当たり前かもしれませんが、そのあたりをいかにプラスに持っていくかが勝率を上げるポイントなのかもしれません。そういう意味で今シーズンで使用したPTはあまりに「味気なく」「平凡で」あったために「こちらの動きが読まれやすい」PTだったのかなと思っています。配分、持ち物、技、採用するポケモンで自分だけの特徴を仕込んでおくことができれば、自分だけの情報アドバンテージを握ることができます(没ポケの水ウーラが、まさに持ち物で環境との差別化を図り、自分だけの情報アドバンテージを持っていたように思います)。この辺を意識して今後の構築作成に活かせたらと思います。
(これ言語化できてるか???不安だ。。。。数か月後の自分、読解頑張れ!)
以上で終わりたいと思います。最近放送できていませんが、やめたわけではないので、もしやってるところを見かけたら冷やかしに来てください笑。それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
teitter;@paisenegir