【ポケモン剣盾】HANZO's ポケモンダブルバトルの軌跡

 こんにちは、HANZOです。今回は今までのポケモンに対する取り組みを書こうと思います。ポケモンの完全新作スカーレット、バイオレットが発表され、剣盾のシーズンも徐々に終わりに近づいてきたということで、一旦剣盾での活動を振り返ってみたいと思います。本当に色んなことがありました。

 

 

1. 年表

■2019年12月/シリーズ1 剣盾購入~初めてのガチ対戦(シングル)

 剣盾(シールド)を購入したのは12月に入ってからで、発売より1か月程度遅かった。いつものゲーム仲間が買っていて通話で楽しそうにしていた&今までのシリーズを全てプレイしていたため、購入を決意。いざプレイして、グラフィックが奇麗なのと、ワイルドエリアでポケモンが生き生きしていて、「こりゃすげえ!!!」となり、一瞬で虜に。その後、深夜までレイドバトルを繰り返しながら交換で海外ポケモンの図鑑埋めの手伝いをしていた。

 そんなある日、友人が「6Vメタモン捕獲したけど要る?」と聞いてきた。悪いなとは思いながらも譲ってもらい、せっかくならと対戦用に育成を始めることにした。育成自体はBW時代にやったことがあり、非常に時間がかかる印象だったが、今作では努力値をすべてアイテムで補え、性格も自由にセッティングできることを知り、一気にガチ魂に火が付いた(性格をセッティングって、書いててやべーなwwwってなってる)。

 はじめは、大学生(BW時代)からシングルのポケモン実況を見るのが好きだったことも影響して、自然とシングルのPT育成を始めた。(余談ではあるが、大学在学中、隣のクラスに某有名ポケモン実況者がいることを知り驚愕。当時もっと交流できていればよかったと後悔中。今からでも仲良くなれんかなぁ~www)。最初に育成したポケモンは、バンギラス。大好きなポケモンの1体で、非常に愛着があったが、どくどくを没収されており、泣きそうになった(←初めに受けループ作ろうとしていた)。そんなこんなで適当に対戦も育成もやりつつ、壮大なポケモン人生が幕を開けていった。ちなみに、最初のランクバトルはマスターに上げるのが精一杯で2万位台で終わった。

 

 

■2020年2月/シリーズ2 ポケモンダブルバトル対戦を初めて見る

・一部のキョダイマックス解禁

 年が明け、仕事のストレスにより休職生活に突入し、ぼーっとyoutubeを見ていたときに、ある1本の動画が目に留まった。タイトルは、「真の世界王者決定大会World Champion Invitational2020」。実は今までポケモン世界大会の存在は知っていたものの、対戦を見たことはなかった(そもそもダブルバトルの対戦は見たことが無く、今回が初である)。そのため、キヌガワさん、シャロンさんはおろかビエラさんも知らない始末。日本人3人出てるけど、誰がビエラさんなのかもわからない。そんな状態で動画を見始めた。実際にパーティを見ても動かし方も良くわからず、ぼーっと対戦を見ていた。「だくりゅうって2体にあたるんだ」「このゆびとまれなんて技があるのか」とみていた時、あるプレイングにより衝撃が走った。ビエラvsArashの第二試合である。ドータクンドサイドンvsトゲキッスピカチュウの盤面で繰り出された「サイドチェンジ」。はじめは横の位置を入れ替えるのかとそれだけ考えていたが、そこにキヌガワさんの素晴らしい解説「ドータクン方向への電気技もドサイドン方向への草技も両方ケアしたサイドチェンジ!!うますぎる!!!」。こんなに完璧な1手があるのかと非常に心を打たれた。難解な数学の問題を美しく解いたうような感動があった。この時にダブルバトルの魅力に気づき、あっという間に7時間overの動画をすべて見ていた。この時この動画を見ていなかったら、あの時ビエラさんがサイドチェンジを使っていなければ、おそらく私はダブルバトルをやっていないだろう。そんなこんなで、ダブルバトルのPTも育成していくことを決意した。

 

 

■2020年4月頃/シリーズ3,4 ダブルバトルの対戦を徐々に開始

・キョダイマックス可能ポケモン増加

ガオガエンアシレーヌ等の追加

主な使用構築 ドラパ/キッス/タクン/ドサイ/ぺリ/ルンパ

        サマヨ/バタ/ドサイ/@3

 さてダブルを始めたものの、構築を自分で組めるわけもなく、とりあえずビエラさんの構築を真似るところから始めた。あとは手当たり次第にtwitterでフォローしまくった。ダブル界隈の皆さんはフォロバ率が高く、なんて心の温かい人たちなんだと感動した。対戦の方は、初めはスーパーボール級で躓きまくったが、次第に勝てるようになり、瞬間的に3桁までは上がれた。ただ、自分で組んだ構築ではないし、ランクマ1位構築使っているのにこれか、と悔しい気持ちもあった。とりあえず、勝てなくてもいいから自分で構築を組んでみるかと思い立ち、6月くらいに構築を考え始めた。

 

 

■2020年7月/シリーズ5 初構築作成&初放送開始

・キョダイマックス初代御三家解禁

主な使用構築 ギャラ/ピッピ/イエッサン/ニンフィア/ジュラルドン/ナットレイ

 上記が初めて自力で組んだ構築である。基本初手にイエッサンニンフィア出して、サポートしながらハイボ、もしくはハイボ+サイキネで削って裏のチョッキギャラで打開ダイマしていく構築である。意外と勝てて、ランクマでも3桁後半を彷徨っていた。またこの時からyoutubeで放送を始めた。当時はとにかくモチベの塊で暇さえあれば放送、対戦していた。当時の名言として「電気タイプはギャラで見る!」が挙げられる(なおストリンダーにはボコられる模様)。ただ当時誰も使っていなかったであろうHAチョッキギャラで打開しまくるのは非常に楽しかった。

 ところでこれは余談になるが、放送を始めるにあたってどのキャプボを買うか悩んでいた。記事読んでもどれも似たようなことが書いてあるため、実際に放送している人に聞いてみることに。実際に3名の方にDMを飛ばしたところ、そのうちの1人から3分後に返事があった。しかも商品のurl付。その人の名は、バルドルさん。2017年の世界王者である。聞くときに「自分なんかがおこがましいけどええわ言ってまえー」って気持ちで突撃したけど、速攻で返信いただいて、神かこのお方は!と思わず叫んだ。いつかバルとランクマでもいいから対戦できるといいな、と思った(この願いは叶いました!改めてバルドルさん対戦ありがとうございました!)。その後もキャプボ設定で色々苦労したが、バリヤード角中さんの率先的で温かいDMによって乗り越え、配信環境が整った。お二方、本当にありがとうございました!!(これまた余談ですが、バリ角さん、ラーメンの写真にDMくれてありがとうございます。宇都宮来ることがあれば無限に奢りますwww)

 

 

■2020年10月/シリーズ6 初リバティノートに載る

・使用率上位ポケモン使用禁止

主な使用構築 カビゴン/サマヨ/アシレ/ジュラルドン/パッチラゴン/悪ウーラ

 鎧の孤島も解禁されルールもガラッと変わったランクマ環境に全くついていけず、5桁付近を彷徨っていた。負けるとやはり楽しさは半減するもので、当時はやさぐれつつカマスジョーのダイアークビートなどで遊んでいた。そんなある日、ピッピカビゴンに守る・自爆を決められ1killされた。これは強いと思い、この動きをパクることに。ただ、ハチマキを持たせてもカビゴンの火力が足りない(ダイマックスポケモンを自爆で倒せない)。何かないか探していると、サマヨールでてだすけすれば3対2から試合始まるやんwwwとなり試してみることに。結果上記のような適当構築が完成したのだが、これが強すぎて勝ちまくった。そして最終日の朝を2桁で迎えてtwitterに画像を上げると、バリヤード角中さんより、「あと4回勝てばリバティやん」とのお声が。実は当時リバティノートの存在は知っていたが、30位以内の構築記事の募集をしていることを知らず、ワンチャン可能性あるなら頑張ってみるか、と思い潜ることに。結果、4連勝して最終的にレート1913、最終28位という成績で、リバティノートに載った。角中さんの一言が無ければ絶対にここまでやっていなかった。本当にありがとうございます!!

 

 

■2020年11月/シリーズ7 冠の雪原解禁、全国ダブル開始、暗黒時代突入

主な使用構築 無

 とにかく勝てなくなった。ドラパで波乗りして横のレイスポスのきゅうこんを発動させたダイホロウをダイマエースバーンに耐えられて、完全に自信を失った。ただ、レジエレキダイマさせてダイロック⇒すなかきパッチラゴンででんげきくちばしするのは楽しかった。振り返ってみると、実戦で準伝説ポケモンを触るのが初めてで、耐久感、火力感が分からず、これによって縛り関係が把握できず、、、といった理由で負けていたのだと思う。ただ、負けまくるくらいには試合はこなしていたので、この時の経験は後に活きていると思う。本当に継続しててよかった。。。

 

 

■2020年2月/シリーズ8 伝説1体OKの竜王ルール、なぜかザシアン触らず

主な使用構築 キュレム/ポリ2/適当な4匹

 全く勝てずに4桁中盤を彷徨っていた。こんな中で初めての予選を迎えるのかと意気消沈していたが、ポリ2のかいでんぱの強さに気づいた。そこで当時はほとんどいなかったトリル下でキュレムを動かす構築を組んで臨んだ。予選はボロボロだったが、ランクマでは久々に3桁に載れて嬉しかった。またこの時、裏でカメックスを試しており、後の相棒ポケモンとなっていく。

 

 

■2021年5月~/シリーズ9 再びの全国ダブル

カメックスと出会う

主な使用構築 カメックス/オーロンゲ/霊獣ボルト/ポリ2/悪ウーラ/ナットレイ

 前節でひっそり試していた時の出来事。チョッキカメックスがレジエレキのダイサンダー耐えて返り討ちにした(←は??と思うでしょ?ほんとなんですよwww)。予選では使わなかったが、伝説ポケモンがいなくなったルールであれば、カメックスでも十分にやっていけるのでは?と思い、構築を組んでみた。当時はダイマカメックスはあまり使われておらず(後に徐々に使われ始めたが)、いたとしても珠が主流だった。これはとくこう特化しても実数値150で火力が足りなかったためだと思われる。ただ、私の考えは違った。まず、珠を持たなくても、砲撃のスリップダメージがあれば問題ないと思った。それよりも耐久を上げて、相手の攻撃を受けて何回も殴っていく方が強いと思った。それを具現化すべく、とにかく倒されにくく、こちらにしか見えない縛り関係を用意することを意識して構築を組んだ。そうして噓泣き両壁オーロンゲ+カメックスという並びが完成した。後ろにはカメックスの動きをサポートしつつデバフも担えるポリゴン2と最強スイーパーの悪ウーラオスを置いたが、これも非常に相性が良かった。

 実際の動きとしては、エレキの珠特殊ダイサンダーであれば確定でげきりゅう圏内で耐えて返しのキョダイホウゲキで倒せる点がとにかく痛快で楽しかった。また、横のオーロンゲの壁と合わせればダイマックス3ターンをフルに使って殴っていくことができ、3体目として裏から出てくるポリ2で相手を詰ませつつ、1/6定数ダメージで疲弊させつつ、ラストの襷ウーラオスでしばいていく動きがとても安定感があり強かった(急所麻痺痺れ辛かったけど)。このころから、ちょっとずつ自信を取り戻していき、構築の組み方や試合展開のレベルが上がった気がする。

 

 

■2021年8月~/シリーズ10 ダイマックス禁止の竜王ルール

・初のダイマ禁止ルールで困惑、経験の無さが出て古参勢との差を感じた

主な使用構築 黒バド/ガエン/ゴリラ/エレキ/サザン/ウツロ

 剣盾初のダイマ無しルール。当然私も初めてである。とにかくアマージョが多かった印象。仕事の関係で一気に対戦数が減ってしまったが、サイクル戦が多く、読み合いで試合展開が大きく変わるので非常に楽しかった。構築は上記6体に落ち着いたが、普通に強かった印象。HBゴツメゴリランダーを試せなかったのが心残り。

 

 

 

■2021年11月/シリーズ11 ダイマックス有りの竜王ルール再び

カメックスとの再会を果たす

主な使用構築 カメ/ロンゲ/ポリ2/ザシアン/霊獣ボルト/シャンデラ

 ダイマックスが帰ってきた。個人的には遊び慣れたルールなので、嬉しかった。ダイマ無しではカメックスの活かし方が分からずに未使用だったため、竜王ルールでは絶対にカメックスを使って勝つんだと意気込んでいた。構築は上記6体に落ち着いた。結果としては、2021年11月と2022年1月に最終2桁に残ることができた。12月にはさとちんさんから構築使ってますと連絡が入り、非常に嬉しかった。ちなみに、12月は上記構築のアレンジ版でさとちんさんが最終2桁に残っており、自分ベースの構築が3か月連続でそこそこの結果を出せたのも嬉しかった。

 構築のベースは全国ダブルでのカメPTをベースに組んだため、時間はかからなかった。お気に入りポイントとしては、HAザシアンとすることで火力と耐久性を確保し、トリル下であれば相手のザシアンよりも先に行動できる点と、霊獣ボルトとシャンデラの補完が優れているという点である。特に後者はさとちんさんに教えて頂いたのだが、ミミッキュガエンに対してはダイアシッド+シャドーボールでトリルを防ぎ、エレキウーラに対してはサイチェン+ダイサンダーでウーラオスを何もさせずに倒すことができる(ダイサンダーシャンデラ方向は霊獣ボルトで無効化、ダイアタックボルト方向はシャンデラが無効化)。

 

 

 

■2022年2月~/シリーズ12 GSルール

主な使用構築 黒バド/ザシアン/カメックス

 さて、現在。何とかカメックスを使って予選抜けたかったが叶わず。ボーダー上がりすぎて驚いたが、瞬間的には1800を超えることができ、その点は成長を感じられた。ただ、直前のルールでは基本ランクバトル最終150位以内で終えており手ごたえは感じていただけに、非常に悔しかった。

 一方で、不正行為の発覚もあり、残念だった。実際に不正を行ったと思われる方と予選でマッチングしており(確かレート17xx台)、非常にいい試合をしたが負けてしまった。予選後、いい試合をありがとうございましたと言葉を交わしたが、そんなプレイヤーが不正をしていたと発覚したときは愕然とした。また別のプレイヤーとはいつかオフでお会いできたらいいですねと声をかけて頂いたが、それも叶わなくなってしまった。私は予選を抜けておらずいわゆるVGC界隈で何の結果も残せていないが、本当に悲しいことだし、心のどこかで裏切られたような気持になった。ネット予選は匿名性が高すぎて、不正の証拠が直接本人と結びつけずらい状況があると思う。また、真なる不正集団が仮に存在すればそもそも表に出てこない可能性もある。この現状は非常にもどかしく、クリーンな大会運営には、やはり個人個人のモラル・人間性に頼らざるを得ない部分があるように思う。

 ただこれは社会人の目線で意見させてもらうが、ここで不正をするような人間性のままでは、到底仕事や人生の重要な場面で筋を通すことはできず、社会から見放されかねないと思う(すぐ逃げ道に逃げ込もうとするため)。しっかりと反省して今後の人生の教訓としてほしい。

 だらだらと暗い雰囲気の事を書いてしまったが、WCSは非常に楽しみにしている。未だにコロナの問題や不安定な国際情勢下にあるが、何とか開催できることを心から願っている。そして、WCS決勝BGMを楽しみにしている(毎作かっこいい!!!)

 

 

 

2. 剣盾をプレイしてきて思ったこと

 今作は本当に育成が楽で、ポケモンGoとの連動もあり、新規で参入した私でもガッツリ対戦を楽しむことができた。この影響もあって人口が増えたといっても過言ではないだろう。また、ダブルバトルについては、リバティノートさんやビエラさん、キヌガワさん、アルカナさんのUmbraの存在が非常に大きく、ちょっと調べれば勉強できるいい環境が整っていると感じる。今後も各々健康にはご留意いただいて日本のダブルバトル界をリードしてほしい。

 

 

3. 終わりに

 ここまで読んでいただいてありがとうございました。また、日ごろtwitterでお世話になっている方々、本当にありがとうございます。みんなセンスが良く、仲よさそうに会話しているのを見て元気をもらっています。また、実際に私と会話してくれる方、いいねやrtをくれる方、ありがとうございます。本当に皆さんを尊敬しているし、感謝しております。仕事や居住地等の関係でいまだに誰とも直接の面識はありませんが、いつかご飯でもご一緒できればいいなと思っております(4人くらいまでなら奢ります!)。また、タイミングが合えばてるちゃれやオフ会などにも参加できればと思っておりますので、その時はよろしくお願いいたします。だいぶ早いですが、次回作もできる範囲でポケモンプレイしていく予定なので、今後ともよろしくです!!

 

twitter : @paisenegir

 

 

あと、完全に私事ですが、今年中どっかで入籍する気配があります。残り短い一人暮らし生活も楽しんでいきますwww