ポケモン剣盾 ダブルバトル シーズン23 黒バドレックスサイクルPT
こんにちは、HANZOです。今回はダイマックス無し、伝説1体まで有りルールでずっと使用していた黒バドレックスPTについて書きます。はじめにおことわりですが、本シリーズはリアルが忙しく、対戦回数が激減し、全くいい結果は残せませんでした。ただ、今後似たようなルールが来た際に自分の考えを確認できるように、今回記事を起こします。記事・構築の完成度はイマイチかもですが、よければ読んでいってください。
対戦成績
メインロム(TN HANZO)
46戦30勝16敗 最終861位
サブロム(TN えりな)
36戦24勝12敗 最終654位
1.構築経緯
本シリーズ(2021年8~10月)はダイマックス禁止ルールということで、剣盾からポケモンを始めた私にとって初めての経験となります。そこで、まずは絶対的なエースポケモンを決めることにしました。これは時間もかからず黒バドレックスに決まりました。理由としては、ねこだまし無効で命中率100%の全体技を非常に速い素早さから打つことができる、つまり読みあいの頻度・深度を下げて雑に強いと考えたためです。
次に取り巻きについて考えます。黒バドレックスが簡単に高火力を押し付けることができるとはいえ、相手2体を1撃で倒すには至りません。そこで耐久高めのポケモンでサイクルを回し、相手を削る必要があると考えました。そこで、レジエレキ、ゴリランダー、ガオガエンを採用しました。彼らは本ルールにおいても非常に強力なポケモンだと感じており、実際に使用頻度も常に最上位に位置していました。
残り2体は今までの4匹できついポケモンの対策枠を考えました。まず、相手のガオガエン、イベルタル、ゼルネアスが非常にきついため、ウツロイドを、グラードンエンテイの並びに圧力をかけるためのサザンドラをそれぞれ採用しました。サザンドラは相手の黒バドレックスにも強く、ミラーマッチでの活躍も期待しました。
こうしてPT完成です。当然ここまで来るのに様々なポケモンを試しましたが、結果的には上記6匹に落ち着きました。続いて上記6匹の紹介に移る前に、試していて没になってしまったポケモンを紹介します。
没ポケ1 水ウーラオス
リンドの実(草半減)を持たせることでゴリランダーの前で無理やり動くことが可能。無理やりインファイトでゴリランダーを削って黒バドレックスの圏内に入れる動きや、ゴリランダーの前で水ウーラ動かせないだろ読み水ウーラ放置の隙に大きな削りを入れてくれるため、非常に強いと感じた。しかし、守るの絡んだ読み合いが毎ターンどうしても発生し、勝てれば勝ち一直線だが負ければ押し切られて負けてしまうケースが多く、自分のプレイングスキルが追い付いていないと感じた。正直、思いついたときはめちゃめちゃテンション上がっており、実際に活していた試合もあったため、非常に悔しい。
没ポケ2 イエッサン♀
黒バドレックへの不意打ちを無効化でき、相手のねこだましを止めることができ、自身もエスパー全体技で攻撃できる点から採用していた。しかし、ガエンやエンテイのバークアウトがきつく、フィールドもゴリランダーで塗り替えられてしまい、うまく良さを活かせずに没となった。シャドーボール覚えるのはえらいが、あくまで黒バドとルナアーラピンポイントとなり、シャドボ打つ前に倒されてしまうケースもあった。私のプレイングレベルでは活躍させてあげられなかった。。。すまん。。。。。
没ポケ3 ペリッパー
おいかぜ、ワイドガードを覚え、高い物理耐久と雨による暴風必中でワンチャンあると思い採用。実際に物理耐久は非常に高く(私はHBゴツメで採用していた)、グラードン、カイオーガなどの全体技を止められるため、はまったら即詰みになる場面もあった。しかし、エンテイのストーンエッジで散った瞬間に違うと感じて没に。。。ポケモンって難しいなと思った(小並感)。
2.PT紹介
①バドレックス(こくばじょうのすがた)
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;じんばいったい
持ち物;いのちのたま
技;アストラルビット、ワイドフォース、みがわり、まもる
実数値;175(4)-x-101(4)-217(252)-120-222(252)
PTのエースとして採用。途中まではのろいのおふだで使用していたが(持ち物バレにくいため)、微妙に火力が足りない事案が発生することが多かったため、最終的にはいのちのたまを採用。主に後発に控えてタイミングを見て繰り出し、全抜きする動きを取っていたが、いのちのたまに変えることで縛れる範囲が広がり正解だと感じた。みがわりは詰め筋に直結したり、第二の守るのような使い方ができて強かった。やはりねこだましが効かず、命中率100%の全体攻撃技は一度決まれば試合を決定づける力があり、採用は間違っていなかったと確信できる1体だった。
性格;なまいき(D↑S↓)
特性;いかく
持ち物;ウイのみ(ピンチベリー)
技;フレアドライブ、DDラリアット、とんぼがえり、ねこだまし
実数値;202(252)-135-132(172)-x-133(133)-58(最遅)
いつも使っているガオガエンだが、すてぜりふではなくとんぼがえりを採用。ミミッキュのばけのかわを剥いだり、ゴリランダーへの打点が増えたりと、使い勝手は非常に良かった。また、環境に一定数いたちょうはつ、じごくづきを採用したガエンの前でも安定した立ち回りができた。
③レジエレキ
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;トランジスタ
持ち物;きあいのタスキ
実数値;155-x-70-152(252)-71(4)-277(252)
主に初手に出して、相手の素早さを下げつつHPを削る仕事をしていた。ボルトチェンジで帰ってから後発、中盤に繰り出し、ザシアン、ガオガエンを削るムーブもでき、黒バドを使う上では欠かせないポケモンだと感じた。
④ゴリランダー
性格;ゆうかん(A↑S↓)
特性;グラスメイカー
持ち物;とつげきチョッキ
技;グラススライダー、ドラムアタック、ねこだまし、はたきおとす
実数値;207(252)-194(252)-111(4)-x-90-81(最遅)
ゆうかんにすることで、初手イエッサンとのフィールドの取り合いに強い点は良かった。また、はたきおとすは苦手なポリゴン2の耐久を削いだり、ガエンの木の実、相手ゴリランダーのチョッキを落としたりと、黒バドを通すうえで非常に重宝した。しかし、相手のアマージョよりも遅くなってしまい、上から倒される場面が非常に多かったため、もう少し素早さに関しては考察が必要だろう。
性格;おくびょう(S↑A↓)
特性;ビーストブースト
持ち物;パワフルハーブ
実数値;185(4)-x-67-179(252)-151-170(252)
イベルタル、ゼルネアスに対する回答として採用。レジエレキと合わせて非常に広い範囲を縛ることができ、初めて使ったが非常に強いポケモンだと感じた。マジカルシャインはC2↑した後の全体削りや、対サザンドラに対して有効で、思いのほか活躍する機会が多かった。
性格;ひかえめ(C↑A↓)
特性;ふゆう
持ち物;こだわりメガネ
技;りゅうせいぐん、あくのはどう、かえんほうしゃ、とんぼがえり
実数値;198(244)-103-111(4)-161(12)-111(4)-149(244)
対グラードン枠として採用。ついでに隣のエンテイに対しても打ち合えるスペックがあり、活躍を見込んでいたが、対戦数が少なすぎて、正解かどうかは不明のまま終わってしまった。とはいえ、高めの耐久力とメガネと合わせた高火力によって、一度動くと黒バドの通りが非常に良くなるため、立ち回りを研究していけば強力なパートナーになってくれると思った。
※すばやさの149;S1↓最速黒バド抜き
3.反省点と感想
本ルールの感想としては、読みがかみ合えば勝ち、噛み合わなければ負ける。当たり前かもしれませんが、そのあたりをいかにプラスに持っていくかが勝率を上げるポイントなのかもしれません。そういう意味で今シーズンで使用したPTはあまりに「味気なく」「平凡で」あったために「こちらの動きが読まれやすい」PTだったのかなと思っています。配分、持ち物、技、採用するポケモンで自分だけの特徴を仕込んでおくことができれば、自分だけの情報アドバンテージを握ることができます(没ポケの水ウーラが、まさに持ち物で環境との差別化を図り、自分だけの情報アドバンテージを持っていたように思います)。この辺を意識して今後の構築作成に活かせたらと思います。
(これ言語化できてるか???不安だ。。。。数か月後の自分、読解頑張れ!)
以上で終わりたいと思います。最近放送できていませんが、やめたわけではないので、もしやってるところを見かけたら冷やかしに来てください笑。それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
teitter;@paisenegir